開店直後の地元のユニクロで

ユニクロUの立ち上がりの翌日、話題でオンライン在庫切れのTシャツをなんとしても手に入れたいと思って開店10時ぴったしに店舗に着いた。(4月まで服は買わないと誓ったはずだろ。)不安は他所に田舎のユニクロにはサイズ・カラーともに豊富な在庫があったため、テンションがあがる。その場にかがんでせかせかとTシャツをカゴに入れていると、若い男性が1人同じ棚目掛けて近づいてきた。あーこの人もあのインフルエンサーの影響か、、、オシャレだしアパレル?もしかして転売ヤー?なんて思ってると、向こうから「〇〇さんの動画みたんですか?」と話しかけてきた。爽やかな笑顔で好印象。ふとその人のカゴに目を落とすとすでに溢れんばかりにTシャツが盛られている。「あーそうです。」と答える。それから普通にユニクロUの商品のことで話が弾み、地元がたまたま同じこともわかった。(歳が兄貴と一緒だったが踏み込まなかった。)「レディースのデニムシャツも〇〇さん推してたんですよね。ここにあるかな?」という彼に対して、彼に引けを取らずカゴを一杯にした自分は「もしかしてあっちにあるかもですね!おれはそろそろ行こうかな〜」と別れの匂いを出した。しかし彼は「レディース1人で行くの恥ずかしいんで一緒に来てもらえないですか?」と。断れず付いて行き、目的のシャツを見つけると彼は鏡の前で上着とストールを脱いでシャツを羽織る。おれは褒めたり、こっちのサイズの方が雰囲気ありますね〜なんて言う。(本音で本当に似合ってた。)おれも来てみてはどうかと言われるが似合わないからと断る。一緒のタイミングで隣のセルフレジで会計する。(1500円のTシャツだけで25000円て。。。)あまりにも品数が多いため店員さんに数を確認されたのが恥ずかしかったが、彼はそんな感じは見せず平気で周りに聞こえるようにインフルエンサーの名前を出すからすごい。終始楽しそうだった。一緒に店を出て「楽しかったです」などと言い合って別れる。とても気さくな方で確かに楽しかった。それと同時におれも情報に流されて生きるその他大勢と同じなんだなと思う。おれの好きな人・尊敬する人とは真逆な行為だと思う。家に帰ってから冷静に考えて、どれを返品するか選ぶとしよう。これから仕事だ頑張ろう。